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ひとり美術館ハシゴ【42】 [*アート鑑賞]

12月12日(金)は、
八王子市夢美術館ちひろ美術館・東京に行って来ました。

八王子市夢美術館「銅版画家 清原啓子の宇宙」展を観る
ぐるっとパスを利用)
 ↓
*中央線で三鷹駅へ。「山田文具店」へ。
 ↓
*三鷹駅から中央線で荻窪駅へ。駅前から西武バスで上井草駅入口へ移動。
 ↓
ちひろ美術館・東京「夢二からちひろへ」展を観る
ぐるっとパスを利用)

…と、今回はこんな感じの流れで2館を回りました。


 八王子市夢美術館 
「作品集出版記念 特集展示 銅版画家 清原啓子の宇宙」

清原啓子の宇宙チラシ.jpg

八王子市夢美術館_01.jpg

八王子市夢美術館_02.jpg

『銅版画家 清原啓子作品集』の出版を記念して開催された展覧会。
全銅版画と素描13点、銅板原版などの資料を合わせて展示。

版画界に彗星のように現れて去っていった清原啓子(1955〜1987年)。
短い生涯の中で遺した作品は僅か30点
久生十蘭埴谷雄高三島由紀夫などの神秘的、耽美的な文学を愛し、
「物語性」にこだわった精緻で眩惑的な世界を描いた。
その作品は没後30年近く経った現在でも根強い人気を保ち、多くの人々を魅了し続けている。
夭折の銅版画家、清原啓子の全版画を掲載。
未完の作品を含む銅版画と素描、詩篇を収録する。
待望の作品集。
『銅版画家 清原啓子作品集』チラシの紹介テキストより抜粋)

清原さんの銅版画作品に出会ったのは、2012年1月
八王子市夢美術館所蔵品展で初めて彼女の作品をみて、
四角いモノクロームの神秘に浮かぶ蠱惑的な世界に一目惚れ!
また、絶対に、もっと、作品を観たいなあと思ってたので、
今回の企画展は楽しみで楽しみで…。

その所蔵品展の時は展示数6点のみだったけど、
今回は全ての銅版画に加え、
作品が出来上がるまでの構想や試行錯誤の過程を垣間みることができる制作ノートなど、
貴重な資料も多数展示。
ホント、遠くまで来た甲斐ありまくりというものです。

清原さんはたいへんな読書家でもあり、作品のテーマも多くの文学に求めていたそうで、
彼女のアトリエで実際に使われていた本棚もみることができます。
ズラリと並んだ本の中には、
『夜想』〈世紀末〉〈シュルレアリスム〉〈怪物・畸型〉〈暗黒舞踏〉特集号が。
それと、ポール・デルヴォー展西武美術館エルンスト展の図録もあって、
勝手に親近感わきまくり。
『家畜人ヤプー』もあったな。

ポストカード3枚と、もうひとつの目当てでもあった作品集を購入後、
お隣の「喫茶 かーむ」ホットケーキ&コーヒーのセットをいただきました。

八王子市夢美術館_喫茶かーむ.jpg

ポストカード
左上:『魔都霧譚』右上:『久生十蘭に捧ぐ』下:『眠る砂城』
清原啓子の宇宙ポストカード.jpg

『銅版画家 清原啓子作品集』
清原啓子作品集.jpg

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八王子市夢美術館からちひろ美術館・東京へ向かう途中、ちょっと寄り道。
三鷹駅で降りて、前々から気になってた「山田文具店」へ。
レトロな紙モノや文房具など可愛いものいっぱいでテンションUP。

山田文具店_01.jpg

山田文具店_02.jpg

購入したのは、関美穂子さん「こけし蔵書票」2種。
中国の吉祥切り紙っぽい雰囲気も混じるポップな絵柄と色使いがキュート☆

山田文具店_03_こけし蔵書票.jpg

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 ちひろ美術館・東京 
「夢二からちひろへ —子どもの本の先駆者たち—」

夢二からちひろへチラシ.jpg

ちひろ美術館_01.jpg

ちひろ美術館_02.jpg

ここに来るのは、2年と10ヶ月くらいぶり
いわさきちひろ竹久夢二も好きな人には嬉し楽しい企画展。
岡本帰一武井武雄初山滋の絵も良かったなあ。

大正モダニズムの時代、子どものための教育や本への関心が高まり、
新たな文化が花開きました。
芸術性の高い子ども向けの雑誌も次々に創刊され、
童話、童謡に次いで「童画」ということばも生まれます。
そのころに幼少期を過ごしたいわさきちひろは、
絵雑誌「コドモノクニ」で当時の童画家たちの絵にふれて育ち、生涯の心の糧としました。
本展では、いわさきちひろの作品と共に、
日本の子どもの本に先駆的な役割を果たした画家たち
竹久夢二岡本帰一清水良雄武井武雄初山滋深沢省三村山知義茂田井武
の作品を展示します。
激動の大正から昭和の時代に、
子どもたちに夢を与えようと自らの芸術を子どもの本にかけた画家たちの、
今見てもなお清新な世界をご覧ください。
「夢二からちひろへ」展チラシの紹介テキストより引用)

水彩画のにじみやぼかしを駆使したちひろさんの絵は、子どもの描写だけでなく、
彼女が愛した四季折々の花の表現も素敵。手で触れたくなる程に。
春夏に咲く花々の美しさ鮮やかさはもちろんのこと、
秋冬の花や葉も、春夏とはまた違った彩りをみせてくれる。
木の葉というモチーフに秋の光や風、過ぎ行く季節への想いまでを託す表現。
何度みても大好きだ。

鑑賞後は、ミュージアムショップへ。
今回おみやげに買ったのは、2013年に発行された記念切手シート(在庫限りの販売)。
「春」がテーマの切手なので、使うのはもうしばらく先。
今年から文通の趣味を再開したので、
レタ友さん宛に手紙送る時に大活躍してもらう予定です。

記念切手「季節のおもいでシリーズ【第2集】春」
金額の数字部分は黒線で消してます)
いわさきちひろ切手_消し線あり.jpg

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